2020/06/02
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またこの時期がやってきた。MNPとネット切り替え
2年ごとに携帯電話をMNPしている自分にとって
またこの時期がやってきました。
2年前にauからsoftbankにMNPしたので
今回はauにMNPしようと思っていたら
なかなか問題が見つかりました。
今回はネット回線を書いていきます。
MNPするならネットも切り替えるのが得!のはずだが…
携帯料金を下げるには
自宅のネットも揃えてしまい
softbankのおうち光割やauスマートバリューで
月額-1,000円/台にするのがセオリーです。
そのつもりでau光を検討しましたが、
ちょっと待てよ、全然お得じゃないぞ!
と思い至りました。
以下、戸建てのホームタイプを前提に
話を進めます。
工事費60カ月分割。実質無料という罠
実質無料と言うとお得な気がしますが、
全然お得じゃありません。
まず、au光は初期費用として工事費が
37,500円かかります。
(土日だと+3,000円かかります。)
別途登録費用3,000円がかかります。
計4万円です。
これがまず、高い。
ド田舎に新規で回線引き込みするのと
既存の光回線を転用するのとでは
手間も費用も違うと思いますが
一律です。
作業員一人とバケット車一台
せいぜい1時間程度の作業で4万円。
そして、実質無料を謳っておりますが、
工事費37,500円は60カ月分割となり
月額625円の分割払いとなります。
ですが、毎月625円の割引が入るため
結果的に月額負担ゼロ円。
実質工事費ゼロ円を謳っています。
ですが、携帯電話の契約に合わせて
24カ月で解約すると、
工事代金残額が一括請求されます。
つまり、(60カ月−24カ月)×625円
=22,500円の工事費負担が発生します。
なお、ネットのみの申し込みだと
割引額は-125円×60カ月となります。
2年で解約のギガ得プランと3年で解約のずっとギガ得プラン
2年間で自動更新するギガ得プランと
3年間で自動更新するずっとギガ得プランが
ありますが、更新期間以外で解約すると
ギガ得プランで9,500円
ずっとギガ得プランで15,000円の
解約料が発生します。
増額&義務化した撤去工事費
さらに、解約する場合に撤去工事費がかかります。
以前は撤去工事は任意且つ1万円でしたが、
2018年3月以降は、撤去工事は原則として実施するものとなり
撤去工事費用も28,800円かかることになりました。
以前は撤去工事せずに残置可能でしたが
いまでは「設備が残ることによる維持費相当をお支払いいただきます」
という脅し文句が入っています。
携帯MNPと一緒にau光に換えた場合の損益
携帯をauへMNPすると同時に、
自宅ネット回線をau光にした場合、
もちろん2年後にまたMNPを考える場合
au携帯の割引額
auスマートバリュー 月額-1,000円×24カ月×2台
=-48,000円
au光の解約料等
工事費残額(60カ月−24カ月)×625円
=22,500円(土日工事の場合+3,000円)
撤去工事費用28,800円
計51,300円
差し引き3,300円
これではau光にするメリットがありません。
au光スタートサポートの落とし穴
au光スタートサポートというキャンペーンがあり
回線乗り換え時の解約違約金相当額を
最大30,000円まで還元するというものですが
これも落とし穴ありです。
ずっとギガ得プランのネット+電話+電話オプションパックEX必須
ずっとギガ得プランなので、3年以内の解約は
違約金15,000円が発生します。
また電話オプションパックEXは月額690円かかります。
3年間で24,840円です。
また、このキャンペーンを利用し、36ヵ月以内に解約すると
別途解除料10,000円が発生します。
2年ごとにMNPしようと考えると、
結局あまりトクではないですね。