もちどらどっとこむ

24歳で株に手を出して29歳で脱サラした30歳子持ち元マンデベ社員が不動産やマネーのお得な話や仕事や副業について語る読むマネー系ブログ

世の中には超絶チートのボンボンが存在する

time 2017/12/05

あまり詳しくは言えないがボンボンの知人の話。

 

前職で土地の仕入れ部署にいた時に、

知人が地主の一族であることは気づいていた。

その土地の地主は大体A田氏かB川氏かC森氏だから。

 

出身大学や話しぶりや金遣いの荒さ

(金額がデカいし、え?それにそんな使う?的なのも多い)

からも、

あーこいつボンボンだな。

とは思っていたが、実際に話を聞いて

サラリーマン家庭出身庶民の私はおどろいた。

世の中には超絶チートのボンボンが存在すると。

 

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ボンボン、親から毎月15万円もらう

ボンボンの親は、金を持っている。

そして、収益を生む何かを持っている。

有価証券であったり、不動産(駐車場やアパート)であったり。

で、収益が上がっても取られる税金も増えてしまうから、

そうさせないために普通は身内に分配する。

会社設立して、子供を形式上社員にして、

給与として支給する。

すると、親としては給与は損金計上できるから節税になるし、

税金ではなく子供へお金が行くし、その方が良い。

子供は親から定期的に給与名目でお金を貰える。

知人ボンボンは、毎月15万円の給与を親からもらっていた。

ボンボン、祖父から毎年110万円を貰う

祖父が金(資産)を持っている。

亡くなると相続税を持っていかれる。

だから、亡くなる前に次世代へ残したい。

相続税は年間110万円超の贈与をされると発生する。

だから、おじいさんから孫たちへ、毎年110万円を贈与する。

(実際には、あえて111万円贈与して、オーバーした1万円分をきちんと申告し納税することで、あとから相続税逃れと指摘されないするように調節することが多い)

おじいさんにしてみれば、相続税の対象となる資産を減らせるし、子孫にお金を残せるしいいことづくめ。

知人ボンボンは、自分の口座に毎年110万円が振り込まれる。

ボンボン住宅購入資金800万円をもらう

贈与税は110万円を超える贈与から発生するが、

例外は住宅購入資金。

800万円までは贈与税がかからない。

ちまちました毎年の110万円よりも、ドカッと減らせるから、そりゃ払う。

知人ボンボンは住宅購入で800万円もらう。

ボンボンと一般サラリーマンの差は毎年手取り400万円か

もしボンボンと同期入社したとして、22歳から30歳までの8年間を比較すると、

たぶん給与自体は横並び。30歳で家を買うとしよう。

 

毎月の親からの15万円(年額180万円)

毎年の祖父からの贈与110万円

住宅購入時の贈与800万円

8年間で3,200万円。

毎年400万円を、ボンボンはボンボンであるというだけで余計に手にする。

 

平社員だけど50歳で心身すり減らして大学生の子供抱えている部署長並みのお金を得ている。

 

もちろん、人間が生きるコストはそう変わらないから、余剰金はすべてぜいたくに回る。

 

もうヤダ。

ボンボンのデメリット

いいこと尽くしのボンボンだけど、デメリットもまぁなくはない。

金に対する執着・ハングリーさ・覇気が薄い

お金は普通にあるから、執着が薄い。よく言えば金離れがいいし、悪く言えば金のありがたみを知らない。

金の作り方を知らない・工夫しない・身の丈を知らない

ボンボンの弟は、1億円の物件が欲しいそうで、4000万円は自分でローンを組めるから、6000万円をどうにかしなきゃならんことになった。

どうしたかというと、親に6000万円くれと。

そんなに上げられないよ。と断られると、んじゃもう実家いかない!と大喧嘩。

嫁さんにペアローンする?と訊いたら、「あなたあたしのこと一生働かせる気?ふざけないで、なんのためにあなたと結婚したと思っているの!」だそう。

たぶん実力でローン組めるのが4000万円なら、それが身の丈に合っているのだろうが、それ以上の水準を求める。

金が欲しいときに何かを考えて試行錯誤の上生み出すというより、親や祖父のスネをかじりに行きがち。

ボンボンになりたくてもなれない

ボンボンは生まれなので、なろうと思ってもなれない。

お金がない、お金が欲しいなら頭を使って努力をしないといけない。

動物園で飼育されているライオンのように、毎日同じ時間にブロック肉を放り込まれるのが幸せか、サバンナで自分で考えて走ってシマウマを狩るのが幸せか。

とりま、ボンボンに生まれなかった人はボンボンを僻んでもしょうがないから、このサバンナで自分でシマウマを狩るしかない。

くそ、なんて理不尽な世の中なんだと思いつつ、絶対あいつに負けるかよと決意を新たにした。

身近にいたちょっとしたボンボンの話。

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