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貯金したければ一人暮らしせずに実家暮らししよう

time 2019/09/02

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一人暮らしはコスパが悪い

一人暮らしは自由です。

親の干渉もなく、部屋のレイアウトから食事から生活リズムまで、すべて自由です。

一方の実家暮らしは、親がいる生活ですから窮屈です。

しかし、お金を貯めるというコスパの観点からすれば、一人暮らしより実家暮らしの方が良いでしょう。

実家暮らしにかかるコスト

実家暮らしにかかるコストはいくらでしょうか。

もちろん、社会人になってもタダで実家に住まわせてもらっている人もいれば、月に3万円、5万円と支払っているひともいるでしょう。

人によっては7万円だったり10万円だったりもいるかもしれませんが、だいたい月3万円や5万円がボリュームゾーンです。

でも、たとえ月3万円や5万円だとして、果たしてその金額で、一人暮らしができるでしょうか。

一人暮らしにかかるコスト

まず、家賃がかかります。優良企業は寮や社宅、家賃補助などで手厚いかもしれませんが、いまは社宅や寮はどんどんなくなって行っています。

首都圏近辺で言えば、外人が見たらウサギの寝床と言いそうな築古ワンルームや1Kで最低5万円はします。

都内でまともなワンルームを借りようと思ったら7万円はします。

更に、電気、ガス、水道といった光熱水費。電気をあまり使わない季節でもトータル1万円ちょっと。エアコンを使う季節は3万円近く行きます。

固定インターネット回線も5千円前後します。

そして食費。これも自炊でも外食でもテイクアウトでも、お金がかかります。

これらがコンスタントに発生するランニングコストであり、この時点で実家暮らしよりコストがかかります。

また、一人暮らしを始める際に、生活に必要な家具家電一式の購入費用、敷金礼金、家財保険料や保証料、引っ越し代といったウン十万円規模の大きな出費があり、2年に1回更新料の支払いと保険の更新があります。

例えば、家賃7万円の都内ワンルームの場合、

初期費用
仲介手数料7万円
敷金  7万円
礼金  7万円
前家賃14万円(当月と翌月分)
鍵交換費用3万円
家財保険2万円
家具一式15万円
計54万円

毎月の費用
家賃7万円
共益費5千円
光熱水費2万5千円
インターネット代5千円
計10万5千円/月
+食費(2万円~7万円)

一方で、実家暮らしの場合は
初期費用 無し
家賃 0円~7万円
光熱水費 無し
食費 無し

よほど実家が田舎に在ったり、職場から遠ければ仕方ないですが、実家が都内にあるなら、実家を出て都内近辺で一人暮らしをする経済合理性はありません。

一人暮らしと実家暮らし、2年での差

上の試算のように、

①実家暮らし(実家に月5万)

②一人暮らし(イニシャル54万円、生活費月12万円)

を2年間続けると、差額は222万円になります。

一人暮らしの時間的コスト

実家暮らしの場合、20時くらいまでに帰宅すれば、お母さんが晩御飯を用意してくれているでしょう。

朝ごはんもなんだかんだ出てきますし、たまには父親と飲みに行ったりもあるでしょう。

帰ってきたらワイシャツや下着を洗濯機に入れておけば、お母さんが洗濯して畳んでおいておいてくれるでしょう。

歯磨き粉やトイレットペーパーだって、いつの間にか補充されています。

一方で一人暮らしの場合、掃除、料理、洗濯、洗い物といったタスクを自分自身がやる必要があり、仕事を終えて帰ってきた後で、時間を割いて対応する必要が出てきます。

実家ならば母親がやってくれていたモロモロを自分でやるための時間的コストは、馬鹿になりません。

実家に支払うお金と、他人に支払うお金

実家に住まわせてもらう代わりに支払うお金は、自分の親のモノになります。

それはその月の食費に当たったり、ローン返済に当たったり。食費であれば母親が作る料理になって自分の胃袋を満たしますし、ローン返済になれば親の資産形成(負債減少)であり、ひいてはゆくゆく相続人である自分のメリットになります。

つまり、実家に対して支払ったお金は、幾分かは自分に還元されますし、幾分かは親の生活を助けることになります。

一方で、一人暮らしの家賃は、家主である他人の資産形成に資するだけです。

実家暮らしは親にもメリットか

実家暮らしは、親にもメリットがあるでしょう。

子供部屋から子供が出ていったって、空き部屋を賃貸や民泊にして稼ごうという人はあまりいないでしょうから、家賃の逸失利益は無いと考えてよさそうです。

子供が一緒に住んでいることによってかかる費用は家賃と言うより、一人分増えたことによる食費や光熱水費、消耗品くらいでしょうから、月3万円や5万円を受け取れるのであれば経済的にはペイするはずです。

後は可愛い子供が身近に居るのがプライスレスでしょう。うざったいかもしれませんが。

実家暮らしのデメリット

いいこと尽くしの実家暮らしですが、デメリットもあります。
・常に家族が要るので、家族仲(親との仲)が悪いと辛い
・実家暮らしだと、生活スキルが身につかない(すべて母親任せ。そういう女性を見つければ解決)
・実家暮らしだと、女性にモテない(いい年して実家暮らしだと、引かれる)
・実家暮らしだと、女性を呼べない=ホテル代がかかる(ホテル代をコンスタントに使うなら、一人暮らしも勝ち目有)

結論 できるだけ実家暮らしして金を貯めよう

人生お金を貯めることが重要です。

一人暮らしで自由を謳歌しても、毎月お金がゼロでは意味がありません。

もちろん、個々別々で、状況は人それぞれでしょう。

冷静に、『実家暮らしでかかるランニングコストと楽さとストレス』と『一人暮らしでかかるイニシャルコストとランニングコストと家事のだるさと開放感』を秤にかけて、合理的な選択をしましょう。

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