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親の老後の不安 親にはどのような介護が必要になるのか

time 2018/02/08

前回の記事で、

親は最後の10年前後

一人では日常生活もままならない期間

が発生することを見てきました。

今回は、一人では日常生活もままならない期間

とは、つまり、

支援や介護を要する状態を指しますが、

支援や介護を要する状態とは具体的に

どのようなものなのかを考えていきます。

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親にはどのレベルの支援・介護が必要か

介護保険法の定めで

要支援1~2、要介護1~5という

全7つのレベルがありますが、

表にすると次のようになります。

要支援1

社会的支援を必要とする状態
・排せつや食事はほとんど自分一人でできる
・部屋の掃除や身の回りの世話の一部に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とすることがある

要支援2

生活に支援を要する状態
要支援1の状態から、手段的日常生活を行う能力がわずかに低下し、何らかの支援が必要となる状態。(日常生活に少し支援が必要だが、介護サービスを利用すれば、機能の維持、改善が見込める。)

要介護1

部分的な介護を要する状態
・排せつや食事はほとんど自分一人でできる
・部屋の掃除や身の回りの世話の一部に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする ・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とすることがある
・問題行動や理解の低下がみられることがある

要介護2

軽度の介護を要する状態
・排せつや食事に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある
・部屋の掃除や身の回りの世話の全般に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とする
・問題行動や理解の低下がみられることがある

要介護3

中度の介護を要する状態
・排せつが自分ひとりでできない
・みだしなみや居室の掃除などの身の回りの世話が自分ひとりでできない
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が自分ひとりでできない
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分ひとりでできないことがある
・いくつかの問題行動や理解の低下がみられることがある

要介護4

重度の介護を要する状態
・排せつがほとんどできない
・みだしなみや居室の掃除などの身の回りの世話がほとんどできない
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作がほとんどできない
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分ひとりではできない
・多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある

要介護5

最重度の介護を要する状態
・排せつや食事がほとんどできない
・みだしなみや居室の掃除などの身の回りの世話がほとんどできない
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作がほとんどできない
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作がほとんどできない
・多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある

簡単に言ってしまえば、

要支援は日常生活にちょっとしたフォローが必要で、

要介護は専門的な介護がないと日常生活を送れない

というレベル感です。

もちろん、年をとればとるほど、

改善するどころか、加齢・老化により

状況は悪化していくでしょう。

肉体的な劣化はもちろんのこと、

精神的な劣化も厄介です。

問題行動とは、認知症を原因とし

あてどなく歩き回ったり、

暴力的な言動をしたりしますが、

相当厄介です。

老いる親を誰が介護するのか

そんな親の老後を誰が介護するかですが、

両親ともにおれば、

片方がもう一方を介護することが多いでしょう。

年老いた妻が年老いた夫を介護する。

いわゆる老老介護です。

ただ、親が離婚していたり、

先にどちらかが亡くなった場合は

ひとり身になった年老いた親を

だれが介護するのか

という問題に直面します。

これは非常に重い問題であり、

悩んでいる方も多くいます。

次回は、だれが親の面倒を見るのかを見ていきたいと思います。

 

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