2020/06/02
29歳の時に、金融資産2000万円目前で、会社を辞めてから1年半。
自分なりのビジネスをしながら株式投資を繰り返し、31歳目前の現在金融資産2400万円超。
どうなんでしょう。
わりと、うまく行った感じはします。
親のすねかじりの実家暮らし独り身ではなく、妻子持ち(妻は専業主婦・子二人は幼稚園児)家持ちです。
日々の生活費を賄いながら、そしてサラリーマンを辞めたにもかかわらず、金融資産が増えているというのは、結構すごい気がします。
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日本人の8割はマス層
野村総研の保有資産のセグメントでは、超富裕層(5億超~)、富裕層(1億~5億)、準富裕層(5000万~1億)、アッパーマス層(3000万~5000万)、マス層(3000万円未満)という5つに分類されます。
出典:野村総合研究所https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2018/181218_1.pdf
このうち、最下位のマス層が約80%を占めます。
一口にマス層とは言っても、借金漬けから一文無しから、貯金2999万円まで、幅が広いです。さすがはマス(大衆)
まずは、マス層から脱出し、アッパーマス層入りするのが最初の目標です。
マス層からアッパーマス層へ移行するのが一番難しい
お金を増やす方法を、足し算派なのか掛け算派なのかで、難易度が変わってきます。
マス層からアッパーマス層へは+3000万円。
アッパーマス層から準富裕層へは+2000万円。
準富裕層から富裕層へは+5000万円
富裕層から超富裕層へは+4億円
金額だけを見ると、こうなります。節約、貯金、人より働いて稼ぐ等の方法によってコツコツ足し算でお金を増やしていくタイプは、ずーっと大変です。毎年100万円貯金(毎月8万円貯金)しても、3000万円は30年、5000万円は50年、1億円は100年、5億円は500年かかります。現実的ではありません。
投資でお金を増やす掛け算タイプだと、
マス層からアッパーマス層へは×∞%
アッパーマス層から準富裕層へは+66%
準不富裕層から富裕層へは+100%
富裕層から超富裕層へは+400%
になります。
元手が小さい分、マス層からアッパーマス層への移行が一番難しいです。
アッパーマス層の3000万円から、準富裕層5000万円への道は+66%でしかないですが、例えばマス層と言っても貯金300万円しかなければ、+1000%でないとアッパーマス層の3000万円に届きません。貯金が100万円なら+3000%です。貯金が100万円未満の場合は、もはや無理です。
たとえ貯金300万円を複利で増やしていっても、+66%の5倍の期間を掛けないと+1000%は達成できません。
逆を言えば、300万円から+1000%にした5分の1の期間で、3000万円+66%は達成が可能です。
にわかには信じがたいですが、3年で金融資産2倍を達成(年25%複利)しているので、このまま年25%複利を維持していけば
来年32歳で3000万円超えでアッパーマス層入り、
35歳で5000万円超えで準富裕層入り、
38歳で1億越えで富裕層入り、
45歳で5億円超えで富裕層入り、
になります。(あくまで予定)
また、資産増加と生活コストの関係で見ても、マス層からアッパーマス層への移行が一番難しいです。
妻子持ちの生活コストが年間360万円(月30万円)かかるとしたら、その生活コストを支払ったうえで保有資産を増加させないといけませんから、
例えば今2400万円の資産残高であれば、資産年間+25%を達成するためには、
960万円稼いで(+40%)
360万円(-15%)の生活コストを支払い
600万円(+25%)の純増で
3000万円を達成する。ということになります。
利回りというか、売上というか、運用益に対して、生活コストの占める割合が大きく響きます。
一方で、今2億4000万円あったとすれば、資産を年間+25%達成するためには、
6360万円稼いで(+26.5%)
360万円(-1.5%)の生活コストを支払い
6000万円(+25%)の純増で3億円を達成する、と言うことになります。
資産を毎年+25%するといっても、全体の資産額が小さいほうが生活コストが重くのしかかるので、マス層からアッパーマス層を目指すのが一番大変です。
逆を言えば、投資による資産増でアッパーマス層入りすれば、その後の道筋はある程度楽です。
というわけで、間もなく31歳になるので、32歳を迎えるときにはアッパーマス入りていることを目指します。