2020/06/02
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シリアで拘束された安田純平さんは自己責任かそうじゃないのか
シリアに入国して武装勢力に拘束された安田純平さんが無事解放され、自己責任だとかそうじゃないとかの話になっている。
が、誰かに無理やり強制されてシリアに向かったわけじゃなくて、自分で好き好んで、自分の意志でもってシリアに行って捕まったんだから自己責任以外の何物でもない。
自分で好き好んで行ったんでしょう?
と言うだけの話。
法的に言えば、過失でしょう。
もちろん、人間を捕まえて拘束して身代金を要求する武装勢力が悪いのは言うまでもない。
そんな危険な人たちを野放しにしている政府も悪い。
もっと言えば、そうなった歴史的元凶は誰だよと言う話。
でも、わざわざそんな危ないところに行くのは擁護できないし、虎穴に入らずんば虎子を得ずとばかりに特ダネを狙って言ったら、虎に見つかっちゃったという話。
君子危うきに近寄らず、ではなく、虎穴に入らずんば虎子を得ず、を選択したのだから、虎に襲われるリスクは承知のはずでしょう。
君子は特ダネを得ることはないだろうが、虎に襲われることも無いだろうし。
ゆえに、自己責任論者は至極まっとうなことを言っている。
自己責任論に批判的なジャーナリスト(自称含む)たち
この安田純平さんはジャーナリストだそうだ。
そして、噴出する自己責任論を批判している人たちがいるが、ほどんどがジャーナリスト(自称含む)だ。
同類相哀れむというか、自己責任論に批判的なジャーナリスト(自称含む)たちは身内を擁護しているだけに過ぎない。
このジャーナリスト(自称含む)たちは、報酬目当てや自分の名を挙げたいが為に、本件を利用して好き放題言っている感があるが、もし本心から言っていたとしても、少なくとも客観公平な立場ではない。
誰かが危険を冒してでも世界の真実を突き止め、それをみなに知らしめねば!という強烈な使命感を持つのは別にかまわないが、それが失敗した時に「俺らはみんなのためにやってるのに!みんなはなんでそんなに冷たいんだ!」と言われてもわけがわからない。
勝手にやっているだけのことに、周囲の理解を強要するのは、他人の思想・良心の自由を侵害している。
別に誰もやってくれと頼んでいるわけではないし、ジャーナリストの見た景色、叙述した内容が客観的で公平なものになる可能性は低い。
何を撮影するか、何を伝えるかを人間の脳みそで考えたうえでアウトプットしているわけであって、バイアスはゼロではない。
ジャーナリスト(自称含む)が何をやってても別にその人の自由だから構わないが、ジャーナリズムが高尚だと強要するのは辞めてほしい。
残念な話だが、ほとんどの一般人は、別にシリアの現状とか、リアルな生活とか、知りたいと思っているわけではない。
安田純平さんは韓国人?ウマル?
この手の話で良く出てくるのが、日本人じゃない、的な話だ。
武装組織にとらわれていると思われる動画の中で、「私はウマルです。韓国人です。」と日本語で発言している。
え?日本人の安田純平さんじゃないの?
と思う内容だ。
しかも、TBSやテレビ朝日がそこの部分をカットするから余計に怪しく見えてしまう。
在日だとか二重国籍だとか。
言わされてるだけかもしれないし、ホントのところはどうかわからないが。
その怪しさを払しょくするネタは今のところない。
もし日本人でないなら、そもそも邦人保護じゃなくなる。
日本政府はカネを出さない。命があってよかったね。
日本政府は武装組織の要求に金を出さない。
それは至極まっとうだと思う。
金を支払えば、武装組織はさらに武器を買い、人質が金になると味をしめて、より多くの人を襲うだろう。
そんなことになれば、その人質はより大きな迷惑をかけることになる。
今回は、日本政府はカネを払っていない。カタールが3億円払ったという報道もあるが。なにか裏ではいろいろ手を尽くしたのかもしれない。
まぁ無事に戻って来れてよかったねと思う。
しばらく休養して体力回復したら、今回の件で取材もあるだろうし、講演もできるだろうし、本も書けるだろう。タレントになれるかも知れない。
わざわざ危険な場所に行かなくても食っていける。
虎穴に入らずんば虎子を得ず
まさに、リスクを冒しただけの見返りがあるだろう。
リスクの対価であるリターンは、良くも悪くもリスクを背負った人のもの。
それをリスクを冒さない小心者たちが嫉妬している部分もあると思う。
命を危険にさらした分、これをネタに稼げばいいと思う。