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スペランカー高齢者を自転車で撥ねて死亡させてしまう時代

time 2017/12/15

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女子大生スマホ片手に自転車、女性はねられ死亡

マイカーの12ヵ月点検のために車検館に行ったら、

テレビでこれがやっていた。

詳しくは新聞社の記事を読んでもらえればいいけれど、

(読売新聞www.yomiuri.co.jp/national/20171215-OYT1T50016.html

要は、20歳の女子大生が

左耳にイヤホンをつけ、右手に飲み物、

手にスマートフォンを持っていた状態で、

電動自転車に乗っており、

交差点で77歳の高齢者とぶつかり、

死亡させてしまった。

という事件だ。

右手に飲み物、左手にスマートフォン

を持っていた状態

電動自転車に乗るという姿がイメージできず

そもそも乗れるのか、スピードが出せるのか

という疑問がわくが、ともあれ

世間をにぎわせる重過失致死事件となっている。

もちろん、死んでしまった高齢者はかわいそうだし、

事故を起こしてしまった女子大生も

かわいそうだと思う。

いわゆるながらスマホの危険性を考えざるを得ないし

ながらスマホという行為は十分危険だ。

だが、一方で忘れてはいけないのが、

街にあふれる防御力皆無の高齢者の存在だと思う。

スペランカー高齢者の防御力はゼロ

スペランカーという防御力皆無の主人公が

活躍するゲームがあり、ちょっとした高さから

落ちたり、コウモリのふんが当たっただけで

死亡するという弱さが特徴的なゲームだが、

70歳を超えた高齢者はまさにスペランカー高齢者と

いうべき防御力のなさだ。

スペランカーがなじみがないなら、紙装甲でもいい。

要は、防御力がゼロということだ。

ちょっとしたことで致命的なダメージを受けてしまう。

 

私の祖母も駅構内の点字ブロックで転び、

受け身が取れず顔面と肩、腕を強打し

手術して鉄板を手首に入れたし、

叔母は電球交換時に腰をやってしまい、

ギプスを付けている。

 

冗談抜きに高齢者は防御力がなくなっており、

とっさにバランスを持ちなおしたり、

受け身をとったりができず、

ちょっとした衝撃で致命的なダメージを受ける。

打ち所が悪いと、冗談抜きに死んでしまう。

 

この女子大生の事件も、ぶつかったのが

77歳の高齢者ではなく、普通のサラリーマンだったら、

なんてことはなかったのかもしれない。

 

スペランカー高齢者は危機感ゼロ

車を運転しているとよくわかるが、

高齢者は無謀な横断をしてくるケースが多い。

歩行者用信号が点滅しているのに渡り始めたり、

横断歩道のない道路を横断したり。

轢かれる前に渡りきれると

思っているのかもしれないし、

何にも考えてないのかもしれない。

しかも、こちらが気を付けたり配慮しないと

轢いてしまう速度だから厄介だ。

スペランカー高齢者の中には、

防御力が皆無であるだけでなく、

文字通り無謀な動きをする高齢者もいる。

事実、交通事故で死亡する高齢者の割合は高い。

(警視庁・防ごう!高齢者の交通事故!

街中でながらスマホしている人がいても、

相手が危険予測をしてよけてくれるが、

スペランカー高齢者は避けない。

(というか、とっさに避けられない)

だから、ぶつかってしまう。

そして、致命的なダメージを与えてしまう。

スペランカー高齢者は増えている

これは、言うまでもないことだが、

高齢化が進む日本では、当然

スペランカー高齢者の数も増えている。

町中にあふれていると言っても過言ではない。

ちょっとぶつかっただけでけがをしたり、

骨折などの重傷を負ったり、

最悪死亡してしまうかもしれない紙装甲の

スペランカー高齢者がそこら中にいるのだ。

こちらが加害者になってしまう。

これは、かなり大きなリスクだと思う。

自分だけでなく妻や子供が加害者になる可能性

独身者なら自分だけだが、

一家の大黒柱ともなると、

妻や子供が加害者になってしまうリスクも

考えないといけない。

高校生が自転車で高齢者とぶつかり

死亡させてしまう事件も過去にあった。

もちろん、本人や、死亡した場合は遺族から

損害賠償請求されるだろう。

スペランカー高齢者に対するリスクヘッジ

もちろん、スペランカー高齢者が増えるのは防げないし、

街中に出るなとは言えない。

だから、自分たちでスペランカー高齢者を巻き込む

不幸な事故を防ぐ手段を考えないといけない。

スペランカー高齢者に触らない・近づかない

スペランカー高齢者にそもそも近づかないのが

ベストだ。

まずは周囲に気を配り、できるだけ距離を取ろう。

間違ってもスマホの画面を凝視するながらスマホ

なんてしてはダメだ。

自分も気づかないし、スペランカー高齢者もよけられない。

個人賠償責任保険に加入しておく

注意を払っていても、出合い頭にスペランカー高齢者と

ぶつかってしまうことは大いにあり得る。

けがをさせてしまえば民事上の賠償は避けられない。

だから、その金銭的なリスクをヘッジするためにも、

保険に加入しておくと良いだろう。

いわゆる個人賠償責任保険という特約を付けておこう。

マイホームの火災保険に特約としてつけれるし、

場合によっては分譲マンションの管理組合として

居住者すべてにかけていることもある。

上下階の漏水トラブル対策として

自動車保険や県民共済の特約としても付けられる。

最悪死亡させてしまうことを考えて、

保険金額は1億~無制限、

示談交渉サービス付きのものをチョイスしておけば、

ひとまず安心だろう。

たいした掛け金じゃない。ほんの数百円程度だ。

紙装甲のスペランカー高齢者や、

マタニティマークを付けた妊婦が

満員電車に乗っている現代社会で

安心を手に入れるには安いものだと思う。

 

 

 

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