2020/06/02
これから何らかのビジネスを
考える人のちょっとした参考に
なってくれればいいんだけども、
ビジネスをするってことは、
他人にお金を支払ってもらうってこと。
それはハードルが高いんだけども、
他人の金をアテにするビジネスなら、
そのハードルはちょっと下がるって話。
sponsored link
例えば会社設立の創業助成金とか
会社設立なんて素人でもちょっと
勉強すればできるんだけど、
例えば定款作成は行政書士
登記申請は司法書士
税務申告は税理士
あたりが代行していることが多い。
で、会社を設立すると自治体によっては
助成金が出るケースがある。
創業融資はあくまで貸付なので
返さないといけないけど、
助成金はまるまる貰える。
しかし、一発勝負だしやり方も
難しそう。
で、業者に依頼すると
100万円助成金が出て、10%の
10万円を報酬として支払う。
業者は10万円もらえるし、
依頼者は差し引き90万円もらえる。
誰の懐も痛まない。(税金だけど)
win-winだ。
中古住宅の適合証明とか
中古住宅を買う時に、住宅ローン控除を使いたい。
でも築20年以上(マンションだと25年)だから、
住宅ローン控除が使えない。
そんな時に、適合証明を出せる業者がある。
一級建築士事務所だけど、そこが適合証明を出せば、
住宅ローン控除が使える。
すると、建築士事務所に数万払っても、
住宅ローン控除で毎年数十万税金が返ってくる。
誰の懐も痛まない。(税金だけど)
win-winだ。
不法行為時の慰謝料請求の弁護士費用とか
裁判を起こすときに、普通は弁護士に頼む。
で、勝つと、損害賠償とは別に弁護士費用も
併せて相手からとることができる。
例えば不倫。
弁護士費用や探偵事務所の調査費用も、
勝てば取れることがある。
まぁ、全額とは言わないけど、
ある程度取れる。
弁護士費用なんて訴額の8%
判決が出た金額の16%。
300万請求して100万円の勝訴判決が出たら、
40万円が弁護士費用。
調査費用なんて60万円~100万円行っちゃう。
そんな高額な弁護士費用や調査費用を出しても、
結局返ってくるのだから、(全額じゃないけど)
これもwin-win(その分相手が払うのだけど)
他人の金なら支払ってもらいやすい
もちろん、本人の財布からお金を
出してもらうことができる商品や
サービスを考えていくべき
なのだけれども、
他人のお金をアテにしたビジネスなら
もっと払ってもらいやすくなる。
というお話。
うちの仕事ももうちょいこの面を
強調すれば、もっといけそう。