もちどらどっとこむ

24歳で株に手を出して29歳で脱サラした30歳子持ち元マンデベ社員が不動産やマネーのお得な話や仕事や副業について語る読むマネー系ブログ

うちの会社の仕事があと30年もつと思えなかったワケ

time 2017/10/23

会社を辞める理由として、

・仕事が面白くない

・人間関係が微妙

・給与・待遇が不満

などありますが、大きな理由の一つとして、

・将来性がない

というものがあります。

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将来成長するか?生き残るか?じり貧か?つぶれるか?

将来は予測不可能です。

ですが、少ない材料をかき集めて、

予測していく必要があります。

人生は長いです。

今58歳だとして、定年まであと2年ならどうにかなりますが、

今30歳だとしたら今後30年間会社がもってくれないと困ります。

サラリーマンの給料は、若いうちは安く、おっさんになったら高く、

という設定ですから、若いうちに安くこき使われて

いざ自分がおっさんになったとたんに

会社がつぶれてしまったら最悪です。

私は休日出勤の時に、誰もいないオフィスで部長の椅子に座って、じっと将来を考えました。

自分の会社は将来成長するか?

これは一番重要です。

将来成長することが見えているなら、自分の雇用も、ポストも、昇給も安泰です。

マーケットが拡大する、その商品がもっと幅広く浸透する。

そういう業界だとすれば、それはそれは安心でしょう。

昔は人口も右肩上がりに増えていき、それに伴い新しい住宅もガンガン必要でした。

人が増えて住宅が増えれば車も白物家電も何でも作れば売れていきました。

住居も親子三世代で住む大きいものから、

核家族化、単身者の増加、離婚の増加などで

住居需要が増えました。

しかし今は違います。

国内だけ見れば、そもそも人口は減るし、移民が増えるわけでもない。外国人にとっては日本語という複雑で難解な壁がある。

つまり、お客さんの総数は減っていきます。

一方で独身者が増えたり、金を持っている女性が増えたりという新しいお客さんの層が出てきたので、独身貴族向けのマニアックな商品や、女性向けの高額エステ、美容用品が売れています。

一方で、うちの業界はもう成熟しきっており、今後はマーケットが増えることはありません。ですから、あとは競合他社との棲み分けと、パイの奪い合いです。

新規参入の独立系はパイを分捕るノウハウがありますが、うちにはそんなノウハウはありません。価格競争力なんてものはありません。形だけはパイの奪い合いに参加しながらも、いいパイではなく、シェアを広げるために食あたり覚悟で腐ったパイさえ手を伸ばすというありさまでした。

大手で体力があるからできる芸当と言えばそうですが、腐ったパイの分の損失は、既存のいいパイで補填することになりますから、既存顧客は離れていきます。M&Aで業務知識やモラルの面で質の低い従業員も増えました。

その客は金を持っているか?

お客さんが金を持っていなければ、商品は売れません。また、お客さんの懐事情が悪ければ、高い値段はつきません。

大衆車を作ってきたトヨタが高級車レクサスを出し始めたのは私が高校生の頃、もう15年ほど前ですが、商売の対象を金持ちを対象にするか、庶民を対象にするかというターゲティングがあります。が、庶民の財布事情はどんどん悪くなっています。

したがって、庶民向けの商品は値段を下げねば売れず、下げると利益が下がり、雇用や給与も下がると、庶民の財布事情はまた悪くなり…を繰り返します。

逆に金持ちは一定数いるので、金持ち向けの商品は安泰でしょう。ブランディングの勝利というヤツです。

良いものは高くてもちゃんとしたブランドのものを選び、安くてもいいものはとことん安いものを選ぶ。安くてもいいモノは中国製だろうが韓国製だろうがプライベートブランドだろうが最低限の品質さえあればそれでよし。そこに中間はありません。

うちの商品は完全に庶民向けであり、世の中の平均・中間というポジションであったため、顧客の高齢化、リタイアによる収入減、リストラや非正規雇用社員の増加、事業環境の悪化による収入減をもろに受け、顧客からの値下げ圧力やリプレイス(取引相手をもっと安いところに変えること)をもろに受けるありさまでした。

しかもこの傾向は、今後も改善するどころか、一層増えていくでしょう。

営業停止・免許取り消しを食らう可能性のある事業か

商売には監督官庁があり、免許や許可が必要なものがあります。

これらは業法違反をすると、指示や罰金、営業停止・免許取り消しを食らうことがあります。

そして、営業停止を数か月食らったら、会社はピンチに陥ります。

その間は売り上げが立ちませんし、給与支払いや社会保険料支払いは止まりません。

顧客にはその間別の会社と契約してもらわねばなりませんし、営業停止明けに戻ってきてくれる保証はありません。今後の新規顧客獲得にも当然支障が出ます。(現にリプレイスのプレゼン時に新聞記事のコピーをばらまかれたことさえあります)

そして私が心胆寒からしめられたのは、

・新聞に載り危うく営業停止を食らいそうな事案があったこと

・前述のように、業務知識とモラルの低い社員が増えたこと

・自分のポジションで、やろうと思えば営業停止を食らいかねない行動が出来得たこと

これらのことが、たとえ自分がまじめにやっていても、いつ何時誰のせいで一瞬で崩壊しかねないと思うに十分でした。そして、それを防ぐための企業としての対策も不十分であることを痛感しました。

その仕事は機械に代替されないか?

今後30年のテクノロジーの進歩の中で、ほとんどの仕事(というより作業)は機械に代替されます。

複雑で高度な利害調整を含むものは機械による代替は難しいですが、単純なものはマンパワーは要りません。少しの人間と機械で済みます。

会計システム、定型の書類作成なんてものは、人間は要らないです。

最近はコールセンター・問い合わせ窓口もすぐには人間は出ません。自動音声でボタンのプッシュを強いられますし、最後まで人間が出ないこともあります。ネット問い合わせはメールもありますが、相手がAIのチャットもあります。またNTTがコトハというコールセンターのオペレーターAIを少し前に発表しましたし、作業内容によってはそれをするのが人間である必要がどんどんなくなっています。

コトハに限って言えば、コールセンターや事業所の電話対応で、無駄な時間のかかる問い合わせやクレーム対応にかかる場所代(事務所の賃料)、賃金、福利厚生費を考えると、導入してしまったほうがいいケースも少なくないでしょう。

うちの仕事もマンパワーが必要なルーチンワークでしたが、顧客との折衝が3割、PC作業が7割という中で、ほとんどのPC作業が機械で自動化が可能だと悟りました。

もちろん、一朝一夕には難しいとは思いますが、10年とかからずできるでしょう。

その場合、雇用はどうなるのか。

新規の採用も減るでしょう。

そしたら、部下も増えなければ、出世もありません。

自分の仕事が機械に奪われ、残った少ない椅子を取り合うことになります。追い出し部屋にぶち込まれるかもしれません。

上は下のことも先のこともつゆほども気にかけていない

上というのは、サラリーマンのピラミッドでいうところの上であり、社長、取締役、執行役、部長、課長たちですが、彼らの全員とは言いませんが、ほとんどすべては「いかに自分が逃げ切れるか」しか考えておらず、新卒で入ってきた22歳の今後38年間に対して責任なんて微塵も持っていません。

もちろん私も自己中な現代日本人の一人であり、逃げ切り姿勢を批判する権利なんてありませんが、上はいかに自分が退職するまで持たせるかしか考えていません。そんな彼らが、大小の経営権を握り、会社に長く生き残ってもらわないと困る若手は現場の末端ソルジャーでしかありません。

「そんなことをしたら、5年後にまずいことになりませんか」といっても、「まぁそん時はもう俺いないし、お前らでどーにかしなよ」と平気で言います。

彼らの視野はせいぜい自分が退職するまでの数年~10年。

自分が社内で権力を掌握できる時まで会社が持つかという点に、全幅の信頼を置けませんでした。

働く目的は生きていくため

私の働く目的の第一は、生きていくためです。

もちろん、人の役に立ったり、やりがいを感じたりは大事です。

でも、果たしてこの仕事を続けていて、長い人生を生きていけるのかと考えた時に、胸を張って大丈夫!と思うことはできませんでした。

いざ自分が使えないおっさんになった時にリストラされたり倒産したりしたときに、再就職できず食い扶持も見つからず、会社を恨んだりすることもしたくありません。

普段は目の前の仕事や作業でいっぱいいっぱいで、将来を考える余裕なんてないと思いますが、たまにはこっそり部長の椅子に座ってみて、10年後、20年後、30年後に思いをはせてみるのもいいですよ。

転職も視野に入れてみる

長い人生、職を変えることも

選択肢の一つです。

とはいえ、会社を辞めてから

転職活動をするのはリスキーなので

在職中に転職活動をしておきましょう。

 

基本的には、求人情報を閲覧するタイプと

転職エージェントがつくタイプの2通りです。

 

転職エージェントは自分の報酬がかかっている分

ガシガシ案件を拾って勧めてきますから、

エージェントをお勧めします。

 

チャンスを増やすためにも、

できるだけ登録しておきましょう。

転職する気がそんなになくても、

思わぬ好条件と出会えるかもしれません。

転職サイトの登録自体は無料ですから、とりあえず片っ端から登録しておくと良いでしょう。

良い転職先が見つかればそれでよいですし、比べてみたら今の会社の方が条件がいいということに気づくかもしれません。

今の転職サイトは属性(年齢とか仕事とか)によってサイト自体が分かれていて、その分精度が上がっていますし、実は掲載されている企業や職種にも違いがあります。いわゆる非公開求人というやつです。もっと言えば、見ている人事担当者も違ったりしますので、転職サイトは片っ端から登録しておいた方が可能性は広がります。

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