2020/06/02
サラリーマンなんて底辺だ。
という論調は多いです。
私も元サラリーマンでしたし、
不満たらたらで辞めた身なので
サラリーマンの嫌なところは
十分知っているつもりです。
≫我慢する意味ある?会社辞めたいなら辞めてしまえ!わりとマジでそうしたほうがいいと思う理由
↑サラリーマン時代の不満たらたらで辞める時の記事
ですが、サラリーマンをやっている時は
当たり前すぎて気付かなくても、
いざサラリーマンを辞めてみたら
サラリーマンのメリットが見えてきたので
書いていきます。
サラリーマンを辞めたい人の参考になれば幸いです。
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Contents
安定的に給料がもらえる(収入金額とタイミングの安定)
収入が安定している。
これに尽きます。
毎月25日に、一定の金額が給料として入ってくる。
これは、私もサラリーマンだった時は
当たり前に思っていましたが、
いざ自営をすると、この
”給料が安定していること”の
ありがたさが染みます。
もちろん、サラリーマンの給料額は十分ではありません。
給料が足りる。余って仕方がない。
という人はほとんどいないでしょうし、
サラリーマンの給与の構造として、
「サラリーマンが生活していけるぎりぎりの額」
というのが「サラリーマンの給料」です。
≫給料が足りない!足りる日なんて来ない本当の理由。サラリーマンの宿命と抗い方
決して贅沢ができるほどではないでしょう。
それでも、金額とタイミングの点で
安定して給料が入るというのは
とても素晴らしいことです。
自営は、よく言えば毎日が給料日であり、
悪く言えば、飲まず食わずの日々も
平気で存在します。
自営業はドカっと利益が出ることもあれば
鳴かず飛ばずの閑古鳥の時もあります。
日、週、月、年単位で収入にばらつきがあります。
毎月25日に一定の給料が入る。
これはサラリーマンの大きなメリットです。
労働時間のメリハリがある
サラリーマンの労働時間は
基本的には週休二日で、土日は休みだったり
出勤前や退勤後は自由です。
もちろん、ブラックな企業もあるでしょうし
休みの日や深夜に上司や顧客から
携帯電話を鳴らされることもあるでしょう。
しかし、原則的には労働時間の
メリハリがあります。
仕事とプライベートのオンオフがあります。
自営業は毎日が仕事日であり日曜日です。
仕事をしようと思えばいくらでもできますし
サボろうと思えばいくらでもサボれます。
明確に定められたオンとオフが無く、
動くも休むも自分次第です。
サラリーマンはやることが決まっている
サラリーマンは組織の歯車です。
上がやることを決めて、
仕事を任せてきます。
下っ端は、それをこなし、さばくだけです。
失敗したり不足があれば上司に叱られますが
責任は上司が負います。
自由度は低く責任も少ないですが、
やること、やらなければならないことが
はっきりしています。
自営業は、やることがはっきりしません。
サボろうと思えばいくらでもサボれます。
マニュアルや正解もありません。
監査部の重箱の隅をつつくような監査や
法務部のリーガルチェック、
上司の嫌味なチェックもなければ
上司からのプレッシャーもありません。
自分で考えて、実行し、責任を取ります。
だれもアドバイスしないし、指示しないし
フォローしないし、責任も取りません。
月末になってはっぱをかけてきたり
予算未達で詰める人はいません。
全部自分です。
ダイレクトに自分に跳ね返ってきます。
自分でゼロから考える独創性想像力は無いが
与えられた課題・目標・材料を使って
創意工夫して結果を出すのであれば、
サラリーマンがお勧めです。
サラリーマンは自分が居なくても回る
サラリーマンは
自分が居なくても組織が回ります。
そのことを悲観的に見る向きもありますが、
自分がちょっと手を抜いたりさぼったり、
風邪を引いたり骨折したりしても、
会社・組織は回ります。
自営業は、
自分が止まったらすべてが止まります。
自分は動き続けねばなりません。
サラリーマンは社会的信用がある
サラリーマンとして、スーツを着て
ネクタイを締めるだけで、
社会的な信用があります。
住宅ローンも借りれますし、
朝出勤して夜帰るだけで、
まともな人という印象を与えます。
≫35年の住宅ローンをディスってる人は無知かサラリーマンへの嫉妬だと思う
逆に、自営業は怪しいです。
住宅ローンを引くのも難しいですし
不定期な生活は怪しい人間と思われます。
スーツを着ないならなおさらです。
また、税金をちょろまかしているように
思われます。
メリットは自分では見つからないもの
自分の置かれた環境のメリットは
当事者であるうちは見つけにくいものです。
サラリーマンに不満は沢山あると思います。
が、一方でサラリーマンという立場には
それなりにメリットがあるのも事実です。
サラリーマンは大成功には程遠いですが、
大失敗にも程遠いです。
ボラティリティ(幅)が極めて小さく、
刺激も荒波もなく、安定しています。
人生戦略として、
大成功から大失敗まで幅のある起業より
大成功も大失敗もしない、
ボラティリティの小さいサラリーマン人生を全うする
というのも、一つの賢い手段だと思います。
会社を辞めたいと思っても、
サラリーマンを辞めて独立・
自営業になるのではなく、
転職するという方法もありだと思います。
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