2020/06/02
受験勉強について嫁(高学歴)と話すと、
ギャップの大きさに衝撃を受けます。
話しているうちに、受験勉強とサービス残業は同じものなのではないかと
思うに至りました。
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俺の受験勉強(多分何の参考にもならない)
高校時代は学校の勉強だけで十分たと思っており、
塾に行かないどころか、
授業以外で勉強をほぼしていませんでした。
定期テストの直前だけ一夜漬けをするも、
徹夜で頑張ることもせず、1時くらいには寝てました。
23区内トップ10に入る都立高校入学時は学年で10位くらいの成績でしたけど、
卒業時はたぶん下から10位くらいでした笑
それでもなんとなくまぁうまくいけば早稲田いけるだろと、
少なくとも明治は受かるだろうと思っていましたが
滑りに滑って日大に着地しました。
しかもたぶん日大も学費欲しさにぎりぎり入れたんだと思います笑
嫁の受験勉強(異次元過ぎてよくわからない)
対する嫁は高学歴です。
いわゆる早慶上智ですから、日本の私大でトップです。
県内トップ3の県立高校に通い、
高校一年から丸々三年間塾に通っており、
模試は英語をクラス一番とか塾で一番とか取って、
「この模試で一番とるやつは一橋に行く」とか言われて、
模試の帰りに過呼吸で倒れたりしたそうです。
なんかもうエピソードがいちいち凄絶すぎてやばいです。
受験勉強ってサービス残業の予行演習
受験勉強って、
学校の授業だけじゃ絶対に足りません。
近道や裏技などはなく、圧倒的な物量をひたすらこなしていけるかどうかが問われます。
学校の授業以外に、
予習復習、塾に通ったりのプラスアルファをどれだけ積み上げることができるかが、
勝負です。
学校の授業だけしかしないやつは日東駒専にも引っ掛かりません。
学校の授業以外にどれだけ積み上げることができるかが勝負です。
自分に対してドSでドМな姿勢が求められます。
もちろん人間そのもののデキの違いがあるかもしれませんが、
人間のデキの差なんて大した違いはないので差が出るのはどれだけ勉強に時間を割いたか、です。
1日は24時間しかないから、勉強に時間を割けば割くほど、
友達と遊んだりゲームしたり本を読んだり体を動かしたりする時間は無くなります。
私は高校の授業はサボったりできるだけ単位を取らなかったり部活の練習もサボったりして、
遊び惚けておりましたが、
東大卒の芸能人である菊川怜さんや慶応卒のオリエンタルラジオの中田さんとかは、
「一日8時間以上勉強していた。
勉強以外していなくて、友達いなかった。」的なことを言っています。
何度も言いますけど受験勉強って、定められた学校の授業に対して、
どれだけ自分を追い込んで圧倒的な物量をひたすらこなしてプラスアルファの勉強をどれだけ積み上げることができるかが問われるものです。
これは、サービス残業と似ているんじゃないでしょうか。
受験戦争を勝ち抜いた生存者たちはサビ残に慣れている
タイムリミットを超えて、
やればやるだけ積みあがっていく受験戦争を潜り抜けてきた生存者たちは、
サビ残に慣れています。
というか、定められたリミット的な感覚が薄いです。
100%を求めらている中で、
100%はもちろん、当たり前に120%、150%を目指す。
少なくとも、100%未満はありえない。
そのためには定時を回ったって気にしない。
まさに社畜。ワーカホリック。努力家の鑑!
そういう思考回路になっています。
それに対して私みたいなのは、
100%を求められていても定時で終わらせることを死ぬほど考え抜き、
(もちろん喫茶店でサボる。常連。)
崩れそうで崩れないジェンガみたいに72%くらいの完成度で仕上げて、
定時に帰ります。(それどころか直行直帰さえ使う)
サビ残なんて間違ってもしません。
高学歴者は社畜会の特殊部隊
高学歴であればあるほど、
いろいろなものを犠牲にして高い目標を掲げて、
ひたすらひたすら自分を追い込んで勉強をしてきました。
へらへらしてチャラそうに見えることもありますが、
実際はいろんなものを犠牲にして机にかじりついていたことでしょう。
まさに尋常じゃないほど努力家でありドМの所業ですが、
中学、高校6年間で他人より時間をかけてひたすら打ち込むことに慣れ、
大学4年間で教授に気に入られてGPAを上げることに打ち込んだ高学歴者は、
社畜の中でも超優秀な特殊部隊級の社畜になる傾向があります。
社畜会のグリーンベレー、デルタフォース、ネイビーシールズみたいな特殊部隊です。
サビ残上等、午前様上等、社畜オブ社畜!!になりがちな
自分に対してドSでドМなのは、
大東亜帝国や日東駒専レベルよりも、MARCH、早慶上智の方が
体感的に多い気がします。
(大東亜帝国や日東駒専レベルはものすごくさぼるよ!!)
だから企業が新卒を採用するときに、高学歴者を取りたいと思うのは、
サビ残上等、午前様上等、社畜オブ社畜!!でワーカホリックな人が多ければ多いほど、
業績は上向くし会社は成長しますから、当たり前ですね。
私も雇うならサビ残上等、午前様上等、社畜オブ社畜!!でワーカホリックな高学歴者がいいな。
低学歴はサボってサボってサボりまくる
偏見かもしれませんが、
高学歴者は努力家、低学歴者はサボり魔だと思います。
ただし、サボり魔はサボり魔なりにサボることに全力を傾けます。
水のない田舎の村に飲料水を届ける仕事が必要だったとして、
努力家は毎日早起きしてバケツを持って2km離れた水源に水を汲みに行くかもしれません。
サボり魔は毎日早起きしてバケツを持って2km離れた水源に水を汲みに行くのが絶対に嫌なので、サボるために頭をつかって考えて、ながーい流しそうめんみたいなパイプラインを作ってしまうかもしれません。
もちろん、ただサボるだけの低学歴者もいますし、サボることを考え抜く高学歴者もいると思います。
しかし、起業家に高学歴者が少ないことを考えると、サボりと低学歴と起業は関連がありそうです。
サボりは聞こえが悪いけど、言い方を変えれば効率化、最適化、イノベーション、進化ですし、
努力は精神論、非効率、守旧、アナログ、現状維持ですからね。
高学歴には高学歴の良さと欠点が、サボり魔にもサボり魔なりの良さと欠点があるんでしょうね。