2020/06/02
ビットコインをはじめとした
仮想通貨相場に乗り遅れた身としての
ひがみもあるのかもしれませんが
ビットコインはバブルであり
はじけるんじゃないかと思います。
（というか、しぼんでいく）
もちろん、手は出しません。
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ビットコイン等の仮想通貨に価値があると思う人が多ければバブルになる
なんでもそうですが、
「価値がある」と思う人が多ければ
実際の価値に関係なく、
それはバブルになります。
16世紀オランダのチューリップバブルも
一時はチューリップの球根が
熟達した職人の年収の10年分
で取引された例もあるのだとか。
ビットコイン等の仮想通貨をすでに持っている人の意見は聞くな
ビットコイン等の仮想通貨を
すでに持っている人は、
そのビットコイン等の仮想通貨を
売り抜けなければ利益が出ません。
ですから、
「仮想通貨はいいものだ」
「なんでお前は買わないんだ」
「乗り遅れるぞ」
時代を先取り気取りでいろいろ
と言ってきますが、本音は
不安でいっぱいであり
手持ちの仮想通貨を高く売り抜けたい
の一言に尽きます。
「価値がある」と思う人が多くないと
すでに持っている人は困りますから。
ビットコインなどの仮想通貨という
得体のしれないものを、
早く日本円に換えたくてうずうずしています。
ビットコイン等の仮想通貨は次のスタンダードなのか？
仮想通貨は次のスタンダードだという
論調もありますが、
ホントかウソかわかりません。
たしかに、世に出た時は奇異の目で
見られたけれどその後の
スタンダードになった製品は
たくさんあります。
機関車、自動車、パソコン、コンタクトレンズ
じゃあビットコインなどの仮想通貨が
そうなのかといえば、それは誰にも
わかりません。
世に出た時は奇異の目で見られて、
そのままヒットせず消えていった商品は
山のようにあります。
ただ、だれの記憶にも残らずに
ヒット商品の影で消えていっただけで。
ブロックチェーンだのなんだのは
残っていくかもしれません。
ビットコインなどの仮想通貨には本質的な価値がない
ビットコインなどの仮想通貨の
本質的な価値はないです。
株なら一株当たりの純資産と、
毎年の一株当たり純利益から
一株の本質的な利益がわかります。
（それでも人気で上下しますが）
債券なら、あとどれくらい待てば
いくら償還される、ということが
はっきりしています。
お金なら、政府が
「これは一万円だよ」
と信用を保証しているわけです。
じゃあ仮想通貨は何か？
なんもないです。
最初はピザ2枚を10,000ビットコインで
買ったところから始まるそうです。
それが2010年。
1ビットコイン1円未満です。
そして今現在1ビットコインを81万円で
買う人がいる。
というだけです。
ビットコインなどの仮想通貨の昨日までの成長曲線は、明日の成長を保証しない
2010年から見れば、
ビットコインの価値は100万倍以上になりました。
今年の初めから見ても、軽く8倍程度。
こんな成長する株は確かにないです。
ただ、昨日までの成長は
明日の成長を保証しません。
そんなんだったら、どんな金融商品も
右肩上がりになりますし、
つぶれるビジネスや会社なんてありません。
今後も爆発的に伸びるのか、
急激にしぼむのか。
これ以上伸びしろがあると思う人は
買い続けるでしょう。
ただ、その値段で成り立つということは
その値段で「もうこれ以上上がらない」
と見切り売りをしている
人がいる、ということです。
仮想通貨のセキュリティ面が弱い
2014年のマウントゴックス
2018年のコインチェック
利用者個人がどうしようもない状況で
取引所から仮想通貨が奪われています。
この点、取引所を運営する企業が破綻したら
どうするんでしょう。
資産の膨張も絵に描いた餅で、
手にすることなくゼロになるかもしれません。
ビットコイン等の仮想通貨がどうなるかは神のみぞ知る
私はビットコイン等の仮想通貨は
本質的な価値はなく
したがっていずれしぼむ
（本質的価値に着地する）
と思いますが
逆にこれがチャンスで今後さらに爆発
するという考えもありだと思います。
ダウも日経平均もそろそろ崩れそうだと
思いますが、逆にチャンスなのかもしれませんし。
答えは神のみぞ知るですね。
