2020/06/02
普段あまりテレビを見ないので知りませんでしたが、宝くじの季節っぽいですね。
会社に行ったら「宝くじ買った?」だったり「7億円当たったらどうする?」といった話が出て、盛り上がってました。
今はドリームジャンボ宝くじが販売されていて、5月10日~6月2日まで販売中だそうです。抽選日は6月8日。
皆さん買いましたか?
300円のくじで7億円が当たったらと思うとまさに夢のような話ですね。
私も社会人になりたての頃は、一獲千金を夢見て連番とバラで10枚ずつ買ったりしました。
最大で3,000円当たったことがありますよ。
ですが、宝くじにつぎ込みすぎるのも考え物です。
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宝くじの当たる割合
今回のドリームジャンボ宝くじは、17ユニット発売され、1ユニットは1000万枚あります。
17ユニット(17,000万枚)に対して、あたり本数は、
等級等 | 当せん金 | 本数 |
---|---|---|
1等 | 500,000,000円 | 17本 |
1等の前後賞 | 100,000,000円 | 34本 |
1等の組違い賞 | 100,000円 | 1,683本 |
2等 | 10,000,000円 | 170本 |
3等 | 30,000円 | 51,000本 |
4等 | 3,000円 | 1,700,000本 |
5等 | 300円 | 17,000,000本 |
となっています。
なんだか当たりそうな気がしてきましたね笑
当選確率を出していくと、
等級等 | 当せん金 | 当選確率 |
---|---|---|
1等 | 500,000,000円 | 1/10,000,000 |
1等の前後賞 | 100,000,000円 | 1/5,000,000 |
1等の組違い賞 | 100,000円 | 1/101,010 |
2等 | 10,000,000円 | 1/1,000,000 |
3等 | 30,000円 | 1/3,333 |
4等 | 3,000円 | 1/100 |
5等 | 300円 | 1/10 |
となります。
あくまで理論値ですが、例えば5等は、10本買うと1本当たります。
4等は100本買うと1本、3等は3,333本買うと1本。といった具合になります。
還元率はいくらなのか
こういった賭け事の指標の一つに、還元率というものがあります。
ギャンブルをするにあたり、賭けをする博徒と、取り仕切る胴元が居ます。親と子ですね。
還元率とは胴元が博徒から集めた掛け金のうち、博徒の賞金になる割合です。胴元の取り分を除いた額ですね。
では還元率はどれくらいでしょうか?
まず、1枚300円の宝くじの収益が、どうなっているかを見ていきます。
今回のドリームジャンボ宝くじでは1枚300円の宝くじが17,000万枚発売されますが、その収益に占める各当選金額の割合はこうなります。
単純に見ていくと、1枚300円の宝くじのうち、半分の150円が当選金の原資となり、のこり半分の150円が宝くじ事業としての収益となります。
ちなみに、宝くじの公式ホームページではこのように記載しています。
もちろんいろいろな宝くじの種類によって割合は前後すると思いますが、
このホームページの記述によれば還元率は47%、今回のドリームジャンボ宝くじの単純計算では還元率は50%となります。
とするとほかのギャンブルの還元率はどれくらいなのか気になるところですが、
だいたいパチンコは85%、競馬、競輪、競艇、オートレース等の公営競争は75%ですので、宝くじの47%は、かなり低いことがわかります。
宝くじは胴元の取り分が大きいんですね。
この還元率が大きければ大きいほど、賭けは胴元側に有利になります。
たとえば2人の人間がじゃんけんをして、買ったほうが負けたほうから1,000円もらうのだとすると、還元率は100%、つまり取り分を取る胴元がおらず、対等な博徒が2人いるだけ、なので完全に運任せのゼロサムゲームです。
しかし、たとえばカジノでは胴元がいます。
ルーレットを見ると、0から36の37区分か、それに00を加えた38区分です。
賭け方にはピンポイントで数字を選ぶやり方から、赤もしくは黒でオッズ2倍でかけるやり方までありますが、0と00は赤でも黒でもないので、オッズは2倍でも確率は50%ではなく47.3%なんですね。
ですから、何度もやっていくとじわじわと胴元にお金を取られていくことになります。
パチンコも競馬もそうです。
宝くじの還元率も異常に低く設定されています。
したがって、すごくざっくりいうと、300円の宝くじを買うと、150円損するよということです。50%は胴元の取り分なので。価値が50%下落って株式投資だったら鼻血が出るほどの暴落ですが、まぁ夢代でしょうかね。
それでも宝くじを買う
しかしながら、宝くじの魅力は人々を魅了します。
だって、300円で買ったくじが、7億円(厳密には5億円)に化けるかもしれませんからね。
いくら50%の損失が見込まれるとしても、超低確率で超大金が入る可能性があるので、みな買うわけです。そりゃあ一獲千金を夢見ますよ。
ただ、買えば買うほど、結果は還元率に近い数字になっていきます。
簡単に言えば1ユニット1,000万枚をすべて買い占めるとすると、300円×1,000万枚で30億円必要ですが、1ユニットの当選金をすべて足し合わせると15億円です。
つまり、30億円つぎ込むと15億円当たり、50%である15億円損します。
なので、どうせ買うなら最少額、1枚とか10枚とかであれば、300円のくじが0円になるかもしれないし7億円になるかもしれないという可能性を買うことができるので、それくらいにとどめておいたほうがいいかもしれません。買わないと可能性はゼロなので、何も当たりませんからね。
めったに起こらないことのたとえとして「万が一」という言葉がありますが、宝くじの1等は1000万分の一ですから、当たったらラッキーどころの騒ぎじゃないです。
安価に夢を見るチケットを買いたいなら、サッカーくじのtotoBIGを毎週一口だけ買い続けるのもいいと思います。
還元率は50%弱だし、ほぼほぼ当たらないですけど、もしかしたら300円のくじが6億円に化けるかもしれませんからね。toto オフィシャルサイトで簡単に「らくらく定期購入」できますから、それを毎週期待できるわけです。確率は超低いですが。
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サッカー好きなわけではありませんが、ネットで買えるので毎週一口だけ買ってます。毎週300円で夢が見れるのでお勧めです。
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コメント
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[…] そしてできればもっと早くあがりたいから、運に任せて宝くじを買ってみたりもします。7億円当たったら一瞬であがりですからね。 […]
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