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24歳で株に手を出して29歳で脱サラした30歳子持ち元マンデベ社員が不動産やマネーのお得な話や仕事や副業について語る読むマネー系ブログ

半端な実力主義的給与形態と年功序列の崩壊と大卒初任給20万円

time 2017/07/12

給与を下げること。

それが経営者のメインミッションです。

給与を上げてもぶっちゃけ費用対効果はないし、

給与を下げれば純利益が増えますからね。

売上を上げようと思っても簡単には上がりませんし。

まぁそれをみんながやりだすと、

世のサラリーマンが自由に使えるお金が減ってしまって、

どの分野もマーケットが縮小してしまい、

自分の会社の売上にブーメランしてくるんですけど。

ブーメランするまでに数年かかりますからね。

自分が経営している間に利益が上がればそれでいいわけです。

そのあとのことは知らん。

”我亡き後に洪水来たれ”ですね。

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半端な実力主義的給与形態

アメリカ的給与形態を少しだけまねて、

年功序列的な「職能給」から「職務給」にすることで、

年次、勤続年数といったものから、

同じ仕事だから同じ給与で、

という方向になることが多いです。

あ、実力主義はいいことね。

と思いがちですけど、

何のことはない「給与の高い使えないおっさん」の給与を下げたり

嫌気がさして辞めるように仕向けたりしているだけです。

緊急指令。給料の高い働かないおっさんを駆逐せよ!!

大卒の初任給は20万円

じゃあ実力主義的給与形態だから、

大卒の新入社員でもある程度もらえるのかと思ったら、

なんのことはない

大卒初任給は大体20万円です。

ウソだと思うならリクナビ2018でもみるといいですよ。

中には24万円とか28万円とかもありますけど、

固定残業代が45時間みなしでついていたり、

ボーナスの支給額が少なかったりでバランスとってます。

実力主義的な給与形態を打ち出して、

「給与の高い使えないおっさん」の給与を下げていながら、

若くて元気で無邪気な新卒は安くこき使う体質は変わりません

年功序列の悪いぶっ壊れ方

年功序列はよし悪しです。

若いうちは法外に安くこき使われて、

その代り40歳過ぎたあたりから、

「働かないおっさん」でも法外に高い給与がもらえる。

そういう制度でした。

だから若手は歯を食いしばって、

「今は頑張っても報われないけど、頑張り続けて俺も働かないおっさんになるんだ!」

と明るい将来を見据えて頑張ってきました。

でも今はどうでしょう。

実力主義の名のもとに、

「働かないおっさん」は叩かれ、早期退職や事業売却、リストラや追い出し部屋、降格や降級でどんどん駆逐されていき、

一方で2018年の大卒新入社員の初任給は20万円です。

全然実力主義じゃありません。

若者にしてみたら、「若いうちは安くこき使われて、20年経っておっさんになっても安いままで、それどころか追い出されてしまう」

という「働いたら負け」を地で行くレールになっています。

大企業への就職はもはやババを引かされて尻拭いされられる

成功の王道ルートであった、

いい学校へ行き、有名大学へ行き、大手の大企業へ入る。

というのは、もはやババを引かされてしまうだけかもしれません。

「夢と希望と活力と時間にあふれた若いうちは会社に安くこき使われて、40歳過ぎてパフォーマンスが落ちてきて物覚えが悪くなって世の中のテクノロジーについていけないことが多くなったおっさんになったら会社から不用品として追い出されてしまう」

長い人生、それはきついですよね。

夢も希望もあったものではなく、年間30万人自殺するのもわからなくないです。

将来65歳になるまでの平々凡々な生活を、会社が保証してくれないならば、

夢と希望と活力と時間にあふれた若い限られた時間を、会社に捧げるのではなく、

自分のために使ったほうが幸せな人生なんじゃないでしょうか。

22歳の大学出の若者が、月20万円稼ぐのは何もサラリーマンにならなくても

できる気がします。

40歳過ぎのよれよれのおっさんになったときに後悔しても手遅れですからね。

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