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24歳で株に手を出して29歳で脱サラした30歳子持ち元マンデベ社員が不動産やマネーのお得な話や仕事や副業について語る読むマネー系ブログ

サラリーマンを辞めて独立起業するにはちょっとした「狂気」が必要

time 2017/07/22

サラリーマンを辞める

というと、みんな驚きます。

親しかり。

嫁しかり。

友達しかり。

会社を辞めて転職するのではなく、会社を辞めてサラリーマンも辞める。

というわけですから、すわ、気が狂ったか!?という反応をされます。

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サラリーマンを辞めるという常識外れの行動

そもそもサラリーマンをチョイスしたということは、

世の中の常識的な選択を行ったということです。

おそらく、身内や友達もサラリーマンであることが当たり前という環境だったからこそ、

ごく当たり前にサラリーマンをチョイスしたと思います。

で、そんな中で、サラリーマンであることを辞めると決断すると、

父親、母親、祖父母、叔父叔母、従妹、嫁、義両親、義兄弟、友達、同期から、

「気が狂ったのか!!??」

という反応をされます。

それくらい、サラリーマンを辞めて起業をするということは、

常識外れの行動ということです。

「起業する」という気違い

ほとんどの人は、リスクを取りません。

それが生きるうえでおそらく賢い行為です。

多少自分の人生が抑圧されて成功からは程遠いものであったとしても、

致命的な結末になるリスクは背負わないという生き方ですから、きわめて賢い選択です。

大成功や成功は狙わないが、及第点で満足し、間違っても死ぬことはない。

そんなサラリーマンになり、65歳まで働き続けるというのは、

賢い選択だと思います。

しかしながら、そういう賢さを持ち合わせない人種が世の中にはいます。

「突然変異」なのか「遺伝子の欠陥」なのかわかりませんが、

そういう賢さを持ち合わせず、無謀さに躊躇しない人種です。

普通の人からは気ヤバい人扱いされます。

たぶんその指摘は当たっています。

(余談ですが農作物も家畜もみんな突然変異のたまものです)

起業に必要なのは「狂う」こと

「世間知らず」「KY」「イタイ」「イっちゃってる」「狂ってる」「頭おかしい」

と言われるのはたぶん当たっています。

起業に必要なのは「狂う」ことです

幕末の思想家として日本の歴史に大きな影響を与えた吉田松陰は、

「狂う」

ということを重要視していました。

この場合の「狂う」は、なにもいかれてちゃらんぽらんなことをするのではなく、

「常識にとらわれず、自分の信念に従った行動をせよ」的なニュアンスです。

吉田松陰の言葉として有名なもののうち、

立志尚特異 (志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない)
俗流與議難 (世俗の意見に惑わされてもいけない)
不思身後業 (死んだ後の業苦を思い煩うな)
且偸目前安 (目先の安楽は一時しのぎと知れ)
百年一瞬耳 (百年の時は一瞬に過ぎない)
君子勿素餐 (君たちはどうかいたずらに時を過ごすことなかれ)

これらの言葉は「狂う」、つまり「常識にとらわれず、自分の信念に従った行動をせよ」

と言っています。

吉田松陰の弟子である高杉晋作は自らを「東洋一狂生」と名乗りましたし、

山縣小輔は「狂介」と名を改めました。のちの山縣有朋です。

私は司馬遼太郎の小説が大好きで、戦国時代も幕末も大好きですが、

幕末の教科書に載っている人たち(坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通、高杉晋作、桂小五郎etc.)は、

脱藩やテロ行為、国家転覆・反逆行為のオンパレードですから、

当時の基準でいえばかなりぶっ飛んでるしイっちゃってるし狂ってます。

現に、革命の志士たちで明治維新後まで生き残れなかった人も多く居ます。

が、彼らが歴史を作ったんです。

サラリーマンを辞めるリスクはそれなりに大きい

みんなサラリーマンを辞めないのは、リスクが大きいからです。

毎月の給料日がなくなる。(お金の話)

厚生年金がなくなる。(お金の話)

会社の健康保険がなくなる。(お金の話)

将来が限りなく不安定。(お金の話)

社会的身分がなくなる。(世間体の話)

周囲の目が変わる。(世間体の話)

これを捨て去るにはまさに「狂う」しかありません。

周囲から見れば自殺行為に等しいでしょう。

ゆえに周囲から狂っているといわれるのは当たり前のことです。

親からは猛反対されます。

そういうものをサラッと捨てて、

宝石をたらふく飲み込んだガゼルを狩りに行くのです。

社会的に成功した起業家はたぶんみんな狂っている(いい意味で)

社会的に成功した起業家でいえば、

楽天の三木谷浩史さんは一橋大学を出て日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行し、8年目くらいで退職しています。

一回捕まりましたが、ホリエモンこと堀江貴文さんは東大中退です。

安定したレール(と世の中の大多数の人が思っているもの)を捨ててチャレンジする「狂気」じみた「勇気」があります。

もちろん、三木谷さんや堀江さんのように安定を捨ててチャレンジした人はそれなりにたくさんいたでしょうし、そのうえで成功せずに社会的にひっそりと死んでいった人ははるかに多いはずです。

起業して10年で10%しか生き残らないといわれる中で、

みずほ銀行を辞めたり、東大を中退して起業すれば必ず成功するというわけではありません。

あくまで成功への切符を手に入れるだけです。

その中でも実力と運のある人がサラリーマンとはけた違いの成功を収めるのでしょう。

だからといってみんなサラリーマンを辞めないで

だからといってみんなにサラリーマンを辞めて好きなように起業しろと言っているわけではありません。

サラリーマンよりヘヴィーだし、リスクは大きいです。

10人チャレンジして生き残るのは1人ですから、9人は死にます。

参入する人が増えると競争が激化して生き残る確率が減ります。

それでも、宝くじより高確率ですね。

そんな中でも、

・サラリーマンはつまらなくて死にそう

・今死んだら後悔する

・一度しかない人生だからやりたいようにやりたい

・もっと稼ぎたい・もっと大きいことをやりたい

・俺ならなんかうまくいくと思う

と思ったらサラリーマンを辞めて起業すればいいです。

そういう人が10人いれば1人は成功します。

9割がた失敗しますけど、一回失敗したからと言って死んでしまうわけではありません。

再チャレンジすればいいわけです。

10回トライすれば9回失敗しても1回は成功しますよ。

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