もちどらどっとこむ

24歳で株に手を出して29歳で脱サラした30歳子持ち元マンデベ社員が不動産やマネーのお得な話や仕事や副業について語る読むマネー系ブログ

評価損との上手な付き合い方・考え方8つ【含み損】

time 2017/12/14

株の取り引きをしていると、

評価損が出ることが多々あります。

ここでは、評価損が出た時の

対処法をお伝えします。

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⓪評価損とは何か

評価損、含み損とも言いますが、

株は買った値段から、日々刻々と目まぐるしく

変動します。

100万円で買った株が、101万円になったり、

99万円になったり。

すると、現時点での損益が

1万円のプラスであったり、

1万円のマイナスになったりします。

プラスを評価益(含み益)

マイナスを評価損(含み損)

といいます。

①評価損が出たからと言って慌ててはいけない

株はたくさんの人間と、機関投資家のアルゴリズムが

絡み合って売買し、株価を形成しています。

ですから、実際の価値以上に

一時的に株価が上がりすぎたり、

下がりすぎたりすることがあります。

株式市場とはミスターマーケットという超絶メンヘラ躁鬱病おせっかい彼女

したがって、評価益や評価損が出るのは当たり前です。

一喜一憂したり、慌てたりするのではなく、

まぁ、いずれ戻すだろうと思ってゆったりと

構えておいた方が良いです。

慌てるとロクなことがありません。

ただ、

何も考えずに勢いで買ってしまった銘柄の場合は、

さっさと売りましょう。

②損を膨らませないためのロスカットの設定

ロスカットとは、値上がりを予想して株を

買ったが、万一買った額より〇%下がった場合は、

逆指値を設定しておいて、損が拡大しないうちに

損切りして売り抜ける、というものです。

大損しないために有効な策だとされますが、

そもそも銘柄選定を間違わなければ、

大損することはそうありません。

5%や10%の株価変動は当たり前です。

下げた後に戻す、上げることは多々あります。

ロスカットを設定するくらい不安なら、

最初から買わなければいいですし、

下手にロスカットを設定すると、

期間のアルゴリズムのエサになります。

ただ、

何も考えずに勢いで買ってしまった銘柄の場合は、

さっさと売りましょう。

③評価損の出ている銘柄を塩漬ける

評価損は時価評価ですから、損した気分になりますが

実際に決済(売却)しない限り、

損は確定しません。

株価はバイオリズムであり、

上がるときもあれば下がるときもあります。

なにも不利な時に敢えて決済することはありません。

自分が有利になるとき、つまり値上がりする時まで、

じっくりと待てばいいのです。

塩漬けと言われますが、損を出すよりいいでしょう。

塩漬けにせず、損切りした方が良い場合は、

もっと利益が見込める銘柄に資金を移動したいとき

だけです。

下手に売ると、損が現実のものとなるのと、

手数料が引かれてしまいます。

塩漬けは臆病だと言われますが、

慌てて売って損するより100倍マシです。

ただし、

何も考えずに勢いで買ってしまった銘柄の場合は、

さっさと売りましょう。

④評価損の出ている銘柄をナンピンする

ナンピンは悪手だと言われます。

簡単に言えば、100万円で買った銘柄が、

50万円に値下がりしたところで、

敢えて買い増す、というものです。

50万円でもう一株買うと、

計150万円を平均75万円で買ったことになり、

利益が出る株価ラインが下がる

より大きな利益が見込める

というものです。

ただ、さらに下落すれば、もちろん

損失も拡大します。

こちらも、銘柄選定さえしっかりできていれば、

一時的な下落を悲観するのではなく、

むしろ大安売りのチャンスだと考えるべきです。

ただし、何も考えずに勢いで買ってしまった銘柄の場合は、

さっさと売りましょう。

⑤生活資金をつぎ込まない・余裕資金で運用する

株の運用資金に生活資金を使っていると、

塩漬けやナンピンで時間を味方につける

ということができません。

とりあえず損しても現金化しないと、

生活費が払えないような運用スタイルは

やめるべきです。

運用は時間を味方につけないと

勝ち目は一気に薄くなります。

絶対に余裕資金でやってください。

理想を言えば、その資金を1年動かせなくても、

平気で食っていけるバランスです。

生活資金をつぎ込む運用スタイルが多いと、

いざ株価が崩れた時に狼狽売り、

ロスカットの嵐となり、株価がナイアガラ

になります。

⑥信用取引の場合レバレッジを2倍に抑える

信用取引は、入れている金額の3倍まで取引ができます。

レバレッジ3倍ですから、利益も損失も3倍です。

ただし、3倍まるまる使うと、いざ思惑と逆に

株価が動いた場合、評価損のせいで

保証金が足りなくなり、

追証を入れることを求められます。

いずれ株価が戻すにしろ、2営業日以内に入金しないと

強制的に決済されることになるので、

泣く泣く手放し損することになります。

ですから、信用取引をする場合は、

信用買いする場合も空売りする場合も、

レバレッジはせいぜい2倍で抑えましょう。

そうすれば、多少株価が思惑と違う動きをしても、

追証や強制ロスカットを避け、

時間を味方につけることができます。

⑦信用取引でつなぎ売り、つなぎ買いをする

信用取引は、現物とちがい、

決済に期限があります。

一般信用取引だと期限は6ヵ月です。

実際、6ヵ月以内に思った通りに

株価が動かないことがあります。

現物とちがい、塩漬けが出来ず、

評価損を抱えながら決済を強いられます。

ですが、この時も決済と同時に新規でまた買う(空売る)

ことにより、いったん損失は確定しますが、

事実上の塩漬けができます。

「思ったより株価が耐えているけど、

絶対上がる(下がる)だろ」

と確信を持った銘柄選定ができていれば、

つなぎ買い(売り)しておけばいいでしょう。

⑧敢えて損を出し、節税する

株の利益は、申告分離課税で20%です。

普通は特別徴収有で天引きされているでしょう。

既に十分利益を上げていて、税金を引かれている場合、

敢えて評価損を決済して損失を確定させ、

税金を下げるないし取り戻す方法があります。

例えばすでに500万円の利益、100万円の税金

が天引きされているところで、

100万円の損失を出すと、20万円の税金が

戻ってきます。

年末が近い場合、あえて損失を確定して

税金を取り戻す、という手法があります。

(翌年利益を上げれば、また税金はかかりますが、

利益が出るかどうかは神のみぞ知るですから

税金を取り戻しておいた方が良いケースもあります)

無駄に税金を多く収めても、見返りはありません。

結局のところ、銘柄選定がすべて

身もふたもない言い方ですが、

結局のところ銘柄選定がすべてです。

上がる銘柄を買えばそれだけで安泰ですし、

ダメな銘柄はダメです。

銘柄選定はいろんな人がいろんなところで

いろんなことを言っていますが、

それぞれポジショントーキングであるので

鵜呑みは厳禁です。

その銘柄を買わせることが自社の利益に

つながっている場合が多々ありますし、

証券会社の推奨銘柄なんてまさにそれです。

わけのわからんレーティングなんかを出して、

人気を作り出したりしますが、

決してニュートラルにやっているわけではありません。

その株を前から仕込んでいて、売り抜けたり、

売買金額を増やして手数料を貰うなど、

目的は金もうけです。

銘柄選定をしっかりと行うこと。

そして、時間を味方につけることが出来れば、

評価損は恐れるに足りません。

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