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ちょっと待って!その学資保険ほんとうに必要ですか!?

time 2017/03/09

子供が生まれたから学資保険入った、という話はよく聞きます。

が、そういう話を聞くと、「ちょっと待って!その学資保険ほんとうに必要なの?」と思ってしまいます。

というのも、学資保険って金融商品としてほとんどメリットがないからです。

今の時代、学資保険に加入するメリットはありません。ただ、「学資保険」というネーミングが秀逸なのと、適度な金額の「児童手当」があるので、加入してしまうんでしょうね。

ただ、「学資保険」というネーミングで、なんだか子供が生まれたら入らなきゃいけない的な空気があると思います。

もちろん、保険会社の思惑通りなのですが。

どうも加入する人は、ちゃんとしたの高校、大学をでたきちんと真面目な女性に多いような気がします。

責任感があるのでしょうね。

それと、みんながやってるから大丈夫、的なちょっと安直な気持ちも。うさんくさいFPの無料セミナーなんかに熱心に出席して、契約しているお母さんなんかは、結構優等生タイプなんでしょう。

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学資保険に入る理由と反論

①子供が18歳になった時に、まとまった金額を用意したいから。

→だったら普通に貯金しておけばいいです。学資保険の利率は低いです。

父昭和63年生まれ。子平成29年生まれ。0歳から払い込み。子が18歳で200万円で試算したら、

かんぽ生命は元本割れ。18年かけて201万円支払って、18年後に200万円返ってきます。

日本生命は18年で1,951,992円支払って、18歳で70万円、19歳、20歳、21歳、22歳で各35万円ずつの計210万円返ってきますので、返戻率は107.5%です。※平成29年4月引き受け分より料率改定ありとのこと。

ただ、これは18歳時にまとめて全額返ってくるわけではなく、22歳まで全額返ってこないので、その分利率がよくなっています。

ただ、これらの保険は、万一まとまった資金が必要になった場合、解約して保険商品をお金に戻す作業が必要です。たとえば入院とか、住宅購入の頭金とか。その場合、保険は解約払い戻しとなり、今まで支払った金額から保険会社の利益や経費を差っ引いて払い戻しますので、元本割れします。

単純に子供が生まれてから毎月1万円貯金して、18年後には216万円です。

もちろんどこかのタイミングでまとまったお金が必要になっても、ATMでささっとおろせます。

資金にとって流動性(手軽に現金としてつかえるか)はとても重要です

利率のバランスを見ても、毎月貯金しておいたほうがいいレベルです。

②一家の稼ぎ手にもしものことがあった場合、払い込みが免除になるから。

こちらは掛け捨てで保険金額200万円の生命保険に加入すれば済む話です。

学資保険は本来、子供が18歳になるまで保険料を払い込んで、18歳になったらまとまったお金が返ってくるという仕組みですが、子供が18歳になる前に死んでしまったら、以降の払い込みは免除されます。

たとえば0歳の時であればほぼ200万円まるまるですし、17歳の時であればあと10数万円が免除されます。

こちらは、メットライフ生命の掛け捨て死亡保険です。

29歳男性(健康体)が20年以内に死んでしまった場合、500万円の保険金が下ります。(20年以内に死ななければ掛け捨てなので払い損です。まさに万一の保障です。)

月額保険料775円です。安いですよね。

18歳まで払い込んでそこで解約すれば、18年間で167,400円です。過去記事「95%のサラリーマンは59歳までに死なないから生命保険に入るな」で紹介したように、

95%のサラリーマンは59歳までに死なないから生命保険に入るな

滅多に人は死にませんから、安いんです。

学資保険は毎月払い込んでいくので、死亡時に払い込み免除となる死亡保障額は毎月減っていきます。定期の掛け捨て死亡保険は、期間内ならいつ死亡しても保険金額は一定です。

結論

毎月1万円貯金して、18年間貯めれば(1万円×12か月×18年)現金で216万円です。

同時に定期の掛け捨て死亡保険に加入し、万一18歳になるまでに死亡してしまったときに備えれば、わざわざ低利で流動性のない学資保険に入る意味って、あまりないように思います。

なので、学資保険に入っていると聞くと、なにかほかにも契約してくれそうな気がして、ほかの保険やら無茶なローンやらを組ませたくなります…。ご用心を。

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