もちどらどっとこむ

24歳で株に手を出して29歳で脱サラした30歳子持ち元マンデベ社員が不動産やマネーのお得な話や仕事や副業について語る読むマネー系ブログ

副業で稼ぐにあたって普通のサラリーマンだった私が株を選んだ理由

time 2017/02/28

こんにちは。副業歴5年のもちどらです。

サラリーマン生活ではストレスと引き換えに生活はしていけるけど、お金は貯まらない。そのことに気付いた私は副業で生活費を稼ごうと決意したものの、さて、いったい何をしようかと悩みました。

仕事は週5日で朝7時半には家を出て、夜の8時頃に帰ってくる毎日。休みは不動産業界なので平日の火水休み。代わりに土日は遅めの帰宅。嫁は妊娠していて休職中。

そんな中、普通のサラリーマンであった私にとって、選択肢は次のようなものでした。

①掛け持ちでバイトをする

②せどりをする

③株やFXをやる

④ブログをやる

⑤不動産投資をする

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①掛け持ちでバイトをする

これは選択肢として真っ先に出てきました。

退社後の夕方や夜間、休日などに、飲食店等で働く。幸い、学生時代に飲食店で勤務していた経験がありますから、やってやれないことはないだろうと思いました。

ただ、次の理由から、現実的ではないと判断し、実行には至りませんでした。

それは、

イ.会社の兼業禁止規定に引っかかってクビになる

ロ.そんなに仕事をしていたら、身体を壊してしまう

です。

多くの企業は、いわゆる兼業禁止規定を就業規則の中に盛り込んでいます。(詳しくは、別記事「就業規則に引っかかる副業はやっちゃだめ!合法的な副業をしよう!」を参照)

そして、就業規則に違反した場合、様々な罰則が適用され、最悪の場合には、懲戒解雇で職を失う可能性があります。

兼業禁止についてはどこまで会社が従業員を縛れるかは争いがありますが、もちろん絶対にダメなのは就業時間中に他の業務を行うことです。これは絶対にダメです。

では、就業時間外なら何をしてもよいかという話ですが、就業時間外は会社といえど従業員の行動に制限をかけることはできません。ですが結論を言えば、本業に支障が出てしまうものはNGとなります。

たとえば、

就業時間後に夜勤で警備員の仕事をし、次の日眠くて仕事にならないほど作業効率が落ちたり、居眠りしてしまう

や、

性風俗店等のいかがわしい店で働き、そこで従業員であることがバレて、会社の信用を毀損する

などであれば、クビになっても文句は言えません。プラスアルファのお金欲しさに、本業を失っては本末転倒です

あとは、

競業他社(ライバル会社)に勤めて利益相反を行うこともNGです。

また、会社が労働時間を定め、休憩時間や休日を与えるのは、マルクス的に言えば労働者に労働力を再生産してほしいからです。

つまり、ちゃんと休んで、明日もしっかり働けよ、と。

ですので、ちゃんと休まないで掛け持ちアルバイトなんかをしていたら、身体を壊して本業に支障が出てしまいます。

ですから、普通のサラリーマンとして、副業で仕事を掛け持ちして稼ぐことはあきらめました。

②せどりをする

つぎに、せどりです。

私は本格的なレベルまではやったことがないのでよくわかりませんが、

要はブックオフなどの中古屋で物を安く買って、amazonやヤフオクで高く売る。

その利ザヤで儲けるという手法です。

結論を言うと、次の理由で私はせどりをすることを選択肢から消しました。

・在庫を抱える商売であること。(場所は?全然売れなかったらどうする?丸損?)

・場所をとる商売であること。(売り物はどこに保管する?自宅?貸倉庫?)

・手間と時間がかかる作業が必要であること。(一つ一つ出品して、成約したら入金確認して、梱包して、発送してなんてやってられない)

・1つ1つの単価が小さいこと。(本1冊の利ザヤっていくら?割に合う?)

・新規参入が多く、すでにレッドオーシャンとなっていること。(みんなやっているし、書店もせどりの本ばかり。今から初心者が参入してきて儲かるの?今後もどんどん人増えていくけど大丈夫?どちらかというとせどりで儲かるのは、ノウハウ本を出版している人や怪しい情報商材を販売している人では?)

ほんとはここで書ききれないので、詳しくは別記事「いまからせどりをやったところで儲けるのは至難の業だからやめておいたほうがいい6つの理由」を参照ください。

③株やFXをやる

休日に身体を使う労働はだめ、はやりのせどりも微妙。ここに至って、株をやってみようという判断が働きました。

株で利益を出す場合、インカムゲインと呼ばれる配当を狙う手法と、キャピタルゲインと呼ばれる売買差益を狙う手法の2つがありますが、前者はそれこそ大資本がなければお話になりません。

高配当銘柄で年5%の配当が付いたとして、元手が1億円あれば年間配当が500万円になりますが、100万円しか元手がなければ、同じ年5%の配当で5万円です。

ですので、副業で株で稼ぐとすると、売買差益を狙っていくしかありません。

簡単にいえば、安く買って、高く売る。ということです。その差額が利益となります

普通のサラリーマンが副業で稼ぐにあたって、株の売買をするメリットとデメリットは、次の通りです。

メリット

・時間や手間がかからない(スマホでできる。しかも数クリックで。)

・常に買い手はいる(証券取引所がやっていれば、売り手と買い手が常にいます。倒産株でない限り、損は出ても丸損はない。)

・買い手からクレームが入ることがない。

・場所を取らない。かさばらない。(どれだけ大きな単位で取引しても、スマホだけです)

・どこでもできる(スマホがあれば外だろうが電車の中だろうがトイレだろうが取引できます)

デメリット

・それなりに大きな元手が要る(100万円程度はないと話にならない)

・損をする可能性がある(どんな商売にも言えることですが)

・日々の値動きが必要以上に気になってしまう(評価損が出ているとへこむ。さっさと手放して楽になりたくなる)

当時、私の貯金は24歳、サラリーマン3年目で80万円でした。

・兼業禁止規定に引っかって会社をクビになるわけにはいかない。

・ただでさえ狭い家の中を、商品で埋め尽くすわけにはいかない。

・幸い、当面使わないお金が80万円ある。

このような理由で、野村證券に口座を開設し、株取引に手を出しました。サラリーマンの副業が当たり前ならやっぱり株かFX

④ブログをやる

これもまた別記事で詳しく書いていきたいですが、

ブログから収益が上がり始めるまでの期間が長い

→長すぎで多くの人は挫折する(もちどら含む)

という致命的な特徴があります。サラリーマン的な、仕事に時間を割いた部だけお金をもらえる発想でいると、報われなさに心が折れます笑

もちどらも以前ブログをやっていましたが、その時は全然ダメでした。

さて、今回はどうなるか。

ブログで副業。アドセンスやアフィリエイトの前にまずは役に立つコンテンツとPV

⑤不動産投資をする

これは絶対ダメです。

もちどらは幸運にも不動産業界にいるので、仕組み的に儲からないことが早いうちに理解できました。

もちろん、儲かる不動産投資もありますが、一般のサラリーマンが手を出せる範囲だと、仕組み的に儲かることはほぼ無いといってよいでしょう。

それどころか、先駆者の出口戦略に利用されているキライさえあります。

まとめ

以上、5つの副業案から株を選び、それ以来、株式取引をし続け、5年間で1,000万円ほどの粗利を出しています。

今振り返っても、あの時の選択は間違っていなかったと思っています。

あなたも、自分にあった副業を選んでください。

以上、ありがとうございました。

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